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『夜桜お七』にシビレちゃう中学生だったので...(本文に続く) ~歴オタの自学自習~

2014年04月08日

本日のブログ担当:タカラ

 

…歴オタに成長しても、何ら不思議はなかったのであった。

 

こんにちは。いきなり謎な書き出しで失礼いたしました。

アルファテックの歴オタ、タカラです。

本日も弊社スタッフブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。

どうぞ、ごゆっくりお楽しみくださいませ。

 

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さて、タイトルにも書きました『夜桜お七』、素敵な歌ですね。

 

中学生の私をとらえて離さなかったのは

  いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは同じこと

この一節です。

 

本ばかり読んでいて恋のいろはも判らなかった思春期の私を

惹きつけてやみませんでした。

(あぁ、そんな頃もあった…そして、今も本ばかり読んでいる。)

 

その数年後、高校生になって知った

  待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ

これにも強く魅了されました。

 

竹久夢二が書いたと知ったのは、もっと後になってからでしたが

知った時はあぁ納得、と思ったものです。

彼の描く儚い女性のイメージにぴったり。

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「いつまで待っても来ぬひと」「待てど暮らせど来ぬ人」は、現在で言えば

  送ったメールに返信がない人

  何回電話をしてもつながらない人

  社内にいる筈なのに、いつまで経っても席に戻ってこない人  ・・・でしょうか。

 

重要な打ち合わせや、あるいは例えば親戚の御不幸などで

どうしても返事が出来ない時もありますが、

取り立てて理由もなく返事をくれない人は困ります。

 

  取引先に折り返しの電話をお願いしたけれど、ちゃんとしてくれたかしら?

  お客様から納期変更したいって連絡が来たぞ、アイツちゃんと対応したのか?

  この件を確認しないとチームの作業が滞るのに、あの人はまだ戻ってこないの?

 

たびたび重なると、責任感のない人だと思われて信用も失われていくことでしょう。

逆にちゃんと返事をくれる人とは安心して仕事ができますね。

 

 

「責任」は、英語で『responsibility(レスポンシビリティ)』と言います。

 

例えばCSR(corporate social responsibility; 企業の社会的責任)など

気を付けて見ていると、色んなところで見かけます。

 

この単語を分解すると、response(返事)とability(能力)に分かれます。

返事をする能力を持つ者=責任を負える人材という意図が

うっすらと透けて見えますね。

 

返事をするためには、

  そのためのスキマ時間をひねり出し

  返事をするツール(PCや携帯電話)を持っていて

  何より質問の意味を理解しておくことが必要です。

実はタイムマネジメントやツール管理、理解力が必要とされるのです。

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さて、ここからは就職活動中の方へのメッセージです。

 

面接では面接官と会話のキャッチボールが必要と言われます。

面接官は、貴方からの返事で、あなたが返事をする能力(とそれに付随する諸々)があるか、

もっと言えばうちの会社で責任を負ってもらえるかを見極めようとします。

 

こう聞くと、緊張してしまうかもしれませんが、よく考えて見れば

「返事」っていつもしていますよね。

  おはよう ― おはよう

  おかえりなさい ― ただいま

  何食べる? ― ステーキ ― じゃあお肉買いにいこう

面接は、特別な場ですが、日常の延長です。

普段の生活も、意識するだけで【面接練習】になりうるのです。

 

もし今日は誰にも「返事」してないなと思えば、

レジでお釣りを受け取ったときにでも

店員さんに「ありがとう」とお伝えください。

 

すぐにレスポンスする(声を出す)練習になりますよ♪

日日是練習。

 

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★参考URL★

 

[この会社で何がしたい? ~意図を探ってみてください~]

※弊社スタッフブログ 2014/3/28の記事 (執筆:たかた氏)

  http://alphatec-co.com/blog/2014/03/post-162.html

 

[夜桜お七 – Wikipedia]

  http://bit.ly/1iNOJfo

※この歌が出る少し前に、マンガ『好色五人女』で八百屋お七の話を読んだから

 余計に印象に残りました。タイミングって大切。

 

[宵待草(竹久夢二)- Wikipedia]

  http://bit.ly/1f8XHTI

※生物の授業で、遺伝を教わる際、急に先生が歌い出しました(笑)

 儚い歌とダイナミックな遺伝の取り合わせが意外で、忘れられません。

 ちなみに、ド・フリースが実験に使ったのは、正確にはオオマツヨイグサ(大待宵草)。

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