●●検定の勉強をする、ということは

2015年07月06日

本日の担当:タカラ

世の中には「●●検定」と名のつくものが数多くございます。

京都でも「京都検定」「京野菜検定」などがあります。

キャリアアップのために資格や検定の試験を受ける方も多いのではないでしょうか。

 

私も何やかやとご縁が重なり、簿記やらTOEIC、メンタルヘルス・マネジメント検定、

食品表示検定と試験を受けて参りました。

目下ビジネス実務法務検定の勉強中です。(このブログが掲載される頃には試験が終わってるかな?)

 

検定試験の勉強をしていますと、「その検定は何の役に立つの?」あるいは

「そんな簡単な試験だったら、合格しても箔がつかない(意味がない)でしょ」

とお声を頂戴することがあります。

(もちろん「がんばってね」という激励も多々いただきます。)

 

私は、検定試験は、合格することは勿論、「勉強する」という過程が重要だと考えます。

 

それはなぜか。

 

一、そのジャンルについての知識が『系統立てられる』。

二、新しい情報に気付きやすくなる。

 

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一は、自分の中で「点」だった知識が「線」になるということです。

 

「線」になると、人に説明しやすくなります。

また、新しい「点」を得た時に、今度から自分で「線」に組み入れられます。

社内マニュアルの改訂や新人研修などは「線になった知識」が求められる代表例ですね。

日常でも、質問された内容に「AだからBですよ」と答えることがあります。

これは、「情報をつなげる(線にする)こと」を求められた例ですね。

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二は、検定に興味のない方にも心あたりがあるのではないでしょうか。

 

例えば、同僚に赤ちゃんができたら、街に意外と妊婦さん・赤ちゃん連れの家族が多いことに気付いた。

先輩に「プレゼン資料の見栄えを良くして」と指摘されてから、新聞や雑誌のグラフのデザインにも

気が向くようになった。

こんなことがありませんでしたか?

 

検定試験の勉強をしていると、「点」を「線」にする過程で「今まで知らなかった点」と出会えます。

あるいは「線にする」という作業を習得します。

すると、今までよりも興味の範囲が広がって、ニュースや新聞からより多くの気付きを得られるのです。

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検定に興味のない方も、本屋さんに立ち寄った時にテキストをぱらぱらめくるだけで気付きがあるかもしれませんよ!

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