気付くとは!
2015年06月29日
本日の担当:タカラ
当社のホームページ トップ画面にも掲げております「気付き」。
さて、気付くとはどういうことでしょうか。
よく行く図書館で、私は微生物学のコーナーをよく使います。
本日、そこを訪れると、微生物学コーナーのすぐそばに、最近気にしている「植物工場」
の本がずらりと並べられていることに気付きました。
今まで何度も微生物学コーナーに足を運んでいたけれど、「植物工場」なんて文字は
目に入っていませんでした。
なぜ気付いたのか。それは、私が「植物工場」を気にかけていたから。興味を持っていたからでしょう。
お腹の空いたライオンは、風に混じる微かな草食獣の臭いに気付き、姿を隠せる草むらを見付け、
獲物の一挙手一投足に耳をそばだてます。
彼/彼女にとって、獲物は何よりも興味を寄せるべきものです。
興味がなければ気付かない、興味を持ったら気付く。
ヒトも生き物だなぁとしみじみ感じ入ります。
=====
ちょっと話がそれますが、「目につく」「耳につく」「鼻につく」という言葉がございます。
これは何かに気付いたとき、あるいは気にかかるときに使う言葉です。
「つく」という読みを持つ漢字は、付く・憑く・就く…などがございますが、「着く」もその一つです。
そして、この漢字を使った言葉に「着眼点」がございます。
「目につく」が受動的であるのに対し、「着眼点」はとても能動的な言葉ですね。
「●●に着目してみたらどうかな? 今までと違うものに気付くかな?」と、自分から世界に
問いかけています。
●●に気付いて、そこから更に新しい気付きを得ようとする。とっても攻めの姿勢です。
=====
さてさて、本日の私なりのまとめですが
一、気付くとは、興味を持った何かに目や耳や鼻が反応すること。すなわち、惹かれること。
二、ヒトは自分から世界に「●●」=着眼点=第一の気付きを投げかけられる生き物である。
三、よって、ヒトは受動的にも能動的にも世界から気付きを得られる生き物である。
さて、皆様方にとって、「気付き」とは何でしょうか?
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