米軍基地移設問題 ~報道から感じる私感~

2015年04月10日

本日の担当:たかた

 

辺野古への米軍基地移設問題でもめています。

先日翁長沖縄県知事と菅官房長官の会談も平行線の一途で交わる気配が見られません。

 

沖縄県民の心情を考えるとどっちがいいのか難しいところだと思いますが、翁長氏は

初動を間違えてしまったのではないかと思います。

 

翁長氏の知事選勝利によって政府側が警戒している所へ根回しも何もなく、まるで

錦の御旗を手に入れたがごとく「どや顔」で東京へ乗り出してしまった。

こちらのほうがいかにも「上から目線」であり、

政府や国民全体の心情、また今の日本が置かれている国際的立場などを丸っきり

無視した視野の狭い行為に見えてしまいます。

 

また選挙に勝ったとはいえ全有権者数約100万人に対して翁長氏は36万票、

実質的な対抗馬である仲井眞氏は26万票と、この選挙結果から見ても決定的に

民意を反映しているとは言い難いものがあります。

 

翁長氏は単に「選挙に勝った」というだけでその公約の遂行力においてはいかにも

無力で、「粛々」という言葉にカチンとくるのは自分の無力さへのいら立ちの裏返しかも

しれません。

まるでチンピラが相手の言葉尻捕まえて因縁つけているように見えると家内は言っていました。

 

翁長氏はファイティングポーズを取り続けるのではなく、もっと政府に歩み寄る姿勢を示される

ことを望みたいと思います。

自分の弱さをさらけ出す方が国民全体の気持ちが寄り添ってくることは間違いないのですから。

翁長氏自身が国民の気持ちを、沖縄から離れさせているとしか見えてこないのが皮肉であり、

とても残念です。

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