就活の役に立たぬ本などないのです!【ゆんでめて】

2015年04月13日

本日の担当:タカラ

 

本日も弊社スタッフブログにお越しいただきありがとうございます。

前回はびんぼう神様のお話、今回は妖(あやかし)と神様で満ちた

「しゃばけ」シリーズからご紹介いたします。

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画像出典 www.amazon.co.jp

 

畠中恵『ゆんでめて』

 

 

 

「めて」は右手、「ゆんで」は左手。

あの時、右にゆくか左にゆくか、逆をとっていたらば今はどうなっていたか。

 

半端なくひ弱な若だんなと、半端なく過保護な兄やたち、

「きゅわわ」と鳴く鳴家(やなり)を筆頭(?)とする妖(あやかし)たちで有名な

「しゃばけ」シリーズの一冊です。

(鳴家を「筆頭」と書くと、妖たちが「そんなことはないぞ」「我も我も」と

騒ぎ出す姿が目に浮かぶようです。)

 

シリーズもので、以前のシリーズに出ていたキャラクターが出てきたりもしますが、

基本的にこれだけでも読めると思います。

 

あの時あぁしていたら、こうしていたら…

読みながら自分の人生を回顧します。

回顧も、先に進むためには、たまには必要ですね。

 

ところで、右手(めて)・左手(ゆんで)とは

戦場において左右の手が

馬手(手綱を繰る手)だったか弓手(弓を持つ手)だったかに由来するそうです。

 

ゆんでの道、めての道、どちらを選んでも

人生は戦場、ということでしょうか。しみじみ。

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☆参考URL☆

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