就活の役に立たぬ本などないのです! ~『カキフライが無いなら来なかった』~

2014年12月10日

本日の担当:タカラ

 

本日も弊社スタッフブログにお越しいただきありがとうございます。

私タカラ担当回は、就活に直接、あるいは間接的に役立つ!と思った本を

ご紹介させていただければと存じます。

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声を大にして言いたい。

どうしてそうなった。

 

カキフライがないなら来なかった 京都で働こう.jpg

[カキフライが無いなら来なかった- 幻冬舎]

http://www.gentosha.co.jp/book/b1851.html

 

 

 

妄想文学の鬼才と、お笑いコンビ「ピース」の奇才が詠むセンチメンタル過

剰で自意識異常な自由律俳句四百六十九句。散文二十七篇と著者二人の

撮影による写真付き。笑いツボと涙腺に効果的。(上記ホームページより)

 

日常に物語があふれている。

小説家や詩人、音楽家や絵師などの芸術家は

それらをどう切り取るか、何を切り取るかに

アイデンティティを賭けている。と、私(一般庶民)は思っております。

 

さて、本書。

どうしてそうなった、と声を大にして言いたい。

どうして、そのシーンを、その言葉で、敢えて切り取った。

 

にやりとわらう、くすりとわらう、腹をかかえてわらう。

とりあえずわらってしまう。

 

そして、笑った自分に愕然とします。

笑う=心を揺さぶられた。自分に思ってもみなかった方法で。

ネタそのものは私の周りにもありふれている一コマだったのに、笑わされた。

 

思わず、この二人が商品企画部門にいたらすごく面白いものを作るんじゃないか、と

妄想してしまいました。

ヒット商品や企画は、既知と既知のものの意外な組み合わせから生まれると言います。

たまには自分が普段読まないジャンルに手を出すのも良いものですね。

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