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ノーベル賞おめでとうございます。 ~その一方で物議をかもし出すかもしれません~

2014年10月10日

本日の担当:たかた
 
 
青色LEDに関連する発明で日本人研究者3名がノーベル賞を受賞しました。
 
 
その中の一人米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授の中村修二さんのコメントには、
日本企業における研究者の待遇についての苦言がありました。
 
ご存じのとおり中村さんは日亜化学に在籍中に青色LEDに関する発明を成し遂げ、
日亜化学に莫大な利益をもたらしたにもかかわらず、
その功労金はたった2万円であったことから裁判で争い、
200億円の支払い命令が下されました。
 
実際には約8億円で和解しましたが、この出来事は大変センセーショナルで、
その後いくつもの裁判が行われました。
 
それに伴い政府は法整備を行うとともに企業側も様々な対応を取りました。
 
それによって発明者に対してはそれなりの報奨金が出るようになったそうですが、
近年企業側から法律の改正を求める動きがあり、
それを受けて政府のほうで法改正を検討しているそうです。
 
その内容は企業側に大変有利なものだそうで、
今回の中村さんのノーベル賞受賞によってまた大きな議論を呼びそうです。
 
 
 
 
 
 
 

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