カジノ解禁って本当に良いの?

2014年09月12日

本日の担当:たかた
 
カジノ解禁が話題になっています。
しかしその一方で厚労省は、日本人に対してはカジノ利用を禁止する
よう進言しています。
理由は単純で日本人は賭博に対する耐性が低く賭博依存症に陥る
可能性が多民族よりも高いからだそうです。
実際現在においてもパチンコ中毒としか思えない人々が多数存在します。
私の親戚の80歳になるおばあちゃんもパチンコにどっぷり浸かって
しまっています。
 
それはもう寒気がするほどで、この上カジノが出来たら日本はどうなるのか
と不安にならざるを得ません。
一方で、カジノによる経済効果は絶大で、大いなる経済発展が期待できる
というのが推進派の言い分です。
しかしその経済的利益ははたして多くの日本人の懐も潤すものなのでしょうか。
これまでにも日本経済が好調というニュースが出ているにもかかわらず、
多くの国民は全くそれを感じていないということが多々ありました。
解説者いわく、経済的波及効果にはタイムラグがあるのですと。
ところがそろそろ波及効果が出てくるころには好況のピークが過ぎて、
経済が冷え込み始めましたのでしばらくは厳しい時期が続くでしょう。
そういう経済解説者の話をこれまで何度聞いてきたことか。
結局一部の世界だけで循環しているとしか考えられません。
 
そもそも日本人が考える経済的好況感というのは一種独特で、単に収入が
増えるだけでなく将来の安心感や生きがいが強くリンクしていることが多いと
いわれます。
賭博によって自分達の生活が成り立つという状況にどれほどの人が喜びを
感じるのだろうか。
 
誠に疑問です。

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