お辞儀は日本が生んだ優れた文化

2014年08月26日

本日の担当:たかた
 
エボラ出血熱の感染者が増えています。
 
この感染者増加の一因が現地の習慣にあると言われています。
 
現地では亡くなった人を悼むために死者の体を撫で擦る習慣があるそうです。
 
現地の医療担当者はそれを防止しようとするのですが、その行為
を行う人が後を絶たないそうです。
 
ところで先ごろ英国の大学が、「握手の代わりに“グータッチ”で
あいさつをすれば、細菌や病気の拡大を90%軽減できる」という
研究結果を発表したそうです。
 
グータッチはいまやアメリカでは一般的な挨拶方法ですが、握手
よりずっといいと思いますね。
 
しかしもっといいのは、やはり日本の『お辞儀』でしょう。
全く接触しませんから。
 
それでいて相手に対する敬意が確実に伝わる挨拶法です。
 
このお辞儀も結構奥が深いものがあり、相手との関係に応じて、
下げ方が少ないと不遜に見られますし、逆に深すぎると卑屈に
見えます。
 
先ごろ世界的な某有名旅行誌で、私の地元ここ京都は世界一
人気のある観光地に選ばれたそうです。
 
京都のホテルや旅館のスタッフのお辞儀は、それはもう見事な
もので、芸術の域に達しているといってもいいでしょう。
 
京都のホテルや旅館に限らず、一般のスーパーなどでも美しい
お辞儀をするところは少なくありません。
 
『お辞儀』は日本が生んだ優れた文化であると思います。

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