急務はどっち?女性管理職と女性の社会進出環境整備

2014年08月06日

本日の担当:たかた
 
今、いろんな企業で女性管理職を増やそうという計画が出されています。
 
政府もまた積極的に後押ししようとしています。
 
女性の管理職数の増加は大変いいことだと思うのですが、
はたして今の日本で可能かどうか、どこか無理があるのではないか
と危惧しています。
 
実際、管理職への昇進を辞退する女性社員が多いという情報をあちこちで
見聞きします。
 
そもそも今日では管理職というのは、昔ほど憧れのポジションではなくなって
いるわけで、現場で体力的にも技術的にも通用しなくなったため管理職に
就かされるというケースもありますし、管理職手当がついて年収がアップ
したけど、そのかわり残業や休日出勤が異常なまでに増えてしまったという
会社はよく聞きます。
(管理職ですから、当然超過勤務手当はつきません)
 
私は、女性の管理職を増やすより先に、
女性の労働環境の整備を急ぐべきと思っています。
 
勤労意欲の高い女性は増えていると言われていますので、
小さい子供がいても安心して無理なく働ける環境、
また、一旦子育ての為離職しても復職しやすくする方策、
そうしたことを推し進めることが急務であると思います。

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