福島のプロサッカーチーム

2014年07月10日

本日の担当:ニカちゃん
 
先日、福島の経済団体が主催する講演会で株式会社AC福島ユナイテッドの
鈴木勇人社長のお話をお聴きする機会がありました。
以前からサッカーチームが有る事は知っていましたが、過去に何回も
経営会社が変わり、現在の運営会社も震災1ヶ月前に発足しすぐに被災
してしまい、原発事故もかさなり1年間福島県での試合を禁止され、
選手の退団、スポンサーの撤退も重なり存続する事ができないかもしれない
という状況までなってしまったそうです。
そんな中、他チームの協力・支援や子供達に希望を与える為に存続できる
ところまで頑張ろうとチーム一丸となり試合や地域の方々との交流をしている
中で、徐々に協力者も増えていき、ホームゲームが県外で開催の不利な条件
のなか東北社会人サッカーリーグ1部で初優勝をはたし福島県民に勇気と
希望を与えました。
そして今年J3に昇格し新たな歴史が始まりました。
当然今後はJ2・J1を目指し活動を続けていくのですが、当然勝利をし続け
昇格をしなければなりませんが、それ以外にも、ホームスタジアムの収容人数、
照明設備の明るさ、1試合平均の入場者数、年間の事業収入、広告収入等の
クリアーしなくてはならない条件があるそうです。
 
地域貢献、地域の人々に必要とされるクラブを目指してスポーツでホーム
タウンを活性化する。
サッカー教室、お祭り、交通事故0啓発、各種イベントを通し地域に必要と
されるチームを目指す。
 
サッカー教室を県内10ヶ所で開校、トップチーム・アカデミーコーチの指導で、
技術習得・向上、サッカーを通じて礼儀やチームワークを身に付け
コミュニケーション力の育成基礎体力や運動能力向上で健全な心身の
育成を目指し、競技人口のすそ野を増やしトップチームのレベル向上の為
日々活動をしています。
そんな活動のなかジュニアユース(U-15:中学生)チームが高円宮杯
第25回全日本ユースサッカー選手権大会で16強になり日本代表候補を
1名輩出しました。
 
今後も上のステージを目指し活動をして活動していくなかで小さい事しか
できないかもそれませんが応援をし、いつか福島にJ1のチームができたり、
日本代表の選手がでる事を夢をみていき実現してもらいたいです。

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