社2病は勘違いの自己主張
2014年06月04日
本日の担当:珈琲
先日、友人と小料理屋で食事をしていました。
我々の横のカウンターには若手会社員、大学院生3人組が座っていました。
その中の1人、恐らく社会人2・3年目の若手社員が後輩に向かって
「こういう店では、○○食べなきゃダメだよ~」
「△△食べたことないでしょ?? 学生じゃあ無理だもんね~」
ご主人に向かっては、
「特別に何か裏メニュー出してくださいよ!!」
など、周囲に聞こえる声で話している。
決して本人は嫌味ではないが、聞いていてあまり気持ち良いものではない。
友人がポツリと・・
「勘違いする年齢なんだよね~(笑)」
社2病という言葉を聞いたとあるでしょうか?
一般的には社会人2年目になり、多少の経験値を積むことにより余裕が
でき、新入社員のころのモチベーションが薄れてきて、やる気が無く
なってしまいます。
しかし、身に付けた経験や知識を後輩や周囲に披露したがる傾向が
ある社会人のことです。
確かに新入社員の時は余裕もなく、仕事を覚えることで手一杯であり、
上司、先輩も仕事が出来るように見えるものです。
しかし、社会人2年目にもなると周りが見え始め、上司や先輩の仕事振り
を見て現実を受け止める事になります。
結果的に会社の理不尽さに滅入ってしまい、何か打開しなければなら
ないと自己判断しがちになります。
何かモヤモヤした現在の閉塞感からの解放を求め、悩み、さ迷い、
結果的に自己主張が強くなります。
そして”勘違いの自己主張“をし始めてしまいます。
「私はこれだけ残業してるんですよ!!」
「そんなことも知らないんですか?常識ですよ!」
「安い居酒屋なんて学生じゃないんだからもう行かないよ!」
などなど、少し”痛い”発言が目立つようになります。
しかし、これは誰しもが通過する20代前半の勘違いであり、決して
”悪”ではなく、社会人として成長する過程の1つの通過点です。
先々、年齢を重ねても変化の無い社会人もいますが、何れ
“勘違いの自己主張の恥”に気付くことがあります。
その時点が、社会人としての次のステージへの起点となる事でしょう。
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