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【一緒に暮らしていると】むずかし客観視【諦めることができなくなる】〜歴オタの自学自習〜

2014年06月02日

本日の担当:タカラ

 

自分でつけた今回のタイトルを見て思いました。

 

これ、どう見ても、妹と同居してるように見えないよね。

どちらかと言えば、恋人や旦那さんだよね。

 

しかし、恋人でも旦那さんでも妹でも弟でも

本日の主旨には関係ないのでスルーさせていただきます。

 

こんにちは。アルファテックの歴オタ、タカラです。

本日も弊社スタッフブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

__________

 

私の目から見ると、妹は

  片付けが下手

  ゲームをしながら寝るだらしないところがある

  どうしてコンビニに行くたびに菓子パンを買ってきちゃうのか理解できない

・・・と、マァ、ちょこっと腹が立つところもあるのです。

(それを補ってあまりある程やさしかったり、気が利いたりするのですが。)

 

たまにケンカもしますし、そのたびに私は「もう別々に暮らしてやる~!」と

住宅情報誌に手を伸ばしたりします。

※なぜか、妹を追い出すという発想は、全くない。全く、ない。

 大事なことなので二度言いました。

 

 

しかし、よく考えて見よう。

 

 妹スペースは、確かに、私スペースより汚い。

 けれど、私の上司Aのデスクに比べたら100倍くらい綺麗だ。

 (上司A、ごめんなさい。)

 離れて暮らす弟の家など、床が見えないではないか、本で。マンガで。服で。

 

 妹は、確かに、ゲームをしながら寝落ちたりする。

 私から見ればだらしない。

 しかし、私だってたまに畳の上で本を読みながら寝てしまうではないか。

 それに比べたら、布団に入っているだけ、妹の方がマシではないか。

 

 妹はコンビニに行くと、85%くらいの確率で菓子パンを買って帰る。

 (それらには、大抵[50%オフ]のシールが貼られている。)

 しかし、上司Bはガチャポンを見付けるたびにやっているではないか。

 ガチャポンのキーホルダーより、美味しいパンの方が私の身になったのではないか?

 (上司B、すみません。)

 (あ、よく考えたら、いただいたキーホルダー使ってました。すみません。)

 

 

そうなのです。

一緒に暮らしている妹だと許せないことでも

離れて暮らす弟、職場の上司、そして自分だと

許容していることがしばしばあるのです。

 

何故でしょうか。

 

一つには距離が近過ぎて、お互いが及ぼす影響力が強すぎること。

(弟の部屋が汚くても私の生活には影響は出ません。)

 

二つ目には、同じ空間で生活しているから、できること(可能なこと)も

ほぼ同じだろうと思ってしまうこと。

(お互いが占めるスペースが同じだけあるのだから、そこから物がはみ出すことは

 ない筈だ、という考え方。)

 

三つ目には、同じところで暮らしているのだから、お互いが気を付ければ

もっと心地よく暮らしていけるのにという、一方的な上昇志向。

 

 

一つ目は仕方がないとしても、二つ目と三つ目は、独りよがりな考え方です。

同じ家、同じ空間という[ハード]は同じでも、そこに住む我々は異なる[ソフト]。

空間の使い方も、心地よいと感じる条件も、似通っていても異なります。

 

日々の生活に埋没していた、そんな当たり前のことに、ようやく気付けるようになりました。

__________

 

4月のブログでも書きましたが、以前、知り合いのキャリアカウンセラーが

 「諦める(あきらめる)とは、『明らかに見る』こと。客観視することです」

と教えてくれました。

 

[諦める]は、避けて通りたいネガティブな行動というイメージがありますが

こう言われると、選択肢の一つに入れてもいいような心持ちになって参ります。

 

 

妹には、もっと片付けをして欲しいし、布団でゲームしながら寝るのは止めてほしい。

コンビニの菓子パンも、つい一緒に食べてしまうから止めてほしい。

 

けれど、今それが出来ないなら、それは諦めよう。

それが妹なのだから。

妹という人の、個性というか、習慣というか、特性なのだから。

 

一旦諦めたら、次のアクションに移れます。

私の考え方を変えるか? 妹に変化してもらうため、今までと違う作戦をとるか?

遠方の弟と毎日Skype家族会議(議題:部屋の片づけ)をしても楽しそう。

 

 

諦めて、諦めて、色々と諦めて。

それでも、妹と弟と生きることは、諦められなさそうです。

 

 

以上、アルファッテックの歴オタで姉バカのタカラがお送りいたしました。

また次回!

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