就活も伝え方が9割 「面接官のことを想像する」

2014年05月27日

本日の担当:ニカちゃん
 
面接に行って、「全然、うまく伝えられなかった」と思う事があるでしょう。
さらに「言いたい事は全部言ってきた」と思ったのに、面接が通らない
こともあるでしょう。
なぜ、そんな事が起こるのでしょうか?
 
その理由のひとつ。
相手(面接官)のことを想像しないで話をしているからです。
面接というと単に「どう自分を表現するか」と考えがちですがちがいます。
「相手が求めていることを想像した上で、どう自分を表現するか」を
考えるのです。
 
あなたが料理人だと思って下さい。
マグロ一匹(=面接のネタ)を仕入れたとします。
それをお客様(=面接官)にどう出すか?自分が料理してみたいからと
いって、目玉や尾ひれを料理してもお客様は喜ばないでしょう。
お客様が何を食べたいかを考えるのです。
多くの人はトロの部分が好きでしょう。
お客様が好きな部分を切り出して、適切な量を出す。
では、面接でトロの部分というのは何でしょう?
もちろん、職種によって違いますが、共通するのは「明るく、行動力が
あって、努力家で、好奇心が旺盛な人」です。
それらをどう表現するか?
 
例えば、行動力があることを伝えたいときに
「私は行動力があります」といっても、面接官が「そうか、きみって
行動力があるねー」とは思わないですよね。
一方で「先週、ヒマラヤに登ってきました」といわれたらそれだけで
行動力があることが伝わりますね。
1. アクションがともなっている「登ってきた」
2. 超具体的な単語が入っている「先週」「ヒマラヤ」
 
ポイントは、「具体的」ではなく「超具体的」に書くことにあります。
なぜ超具体的にするかというと、その方が伝わるからです。
ヒマラヤでも何メートル山で、どこの空港から何時間かけて現地入り
したのか。
固有名詞と、数値をいれることで相手(面接官)は想像しやすくなります。
 
「具体的」ではなく「超躯体的」に書く、相手を想像する。
が自分の胸に突き刺さりました。
自分が分かっているからではなく相手にどれだけリアルに伝え、想像して
もらえるか自分自身も意識をして実践していきたいとおもいます。

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