過去からの脱却が成功を生む

2014年05月23日

本日の担当:珈琲
 
「実績を認められなかった」
「評価してもらえなかった」
「褒められた記憶が無い」
 
 
このように心の奥底で悔しさを抱いているビジネスマンは数多いるはずです。
しかし、既に過ぎ去った事をいつまでも根に持っていても仕方がありません。
ビジネスは常に現在進行形で進んでいます。
昨今はスピード感のある変化への対応と、常に先を見据えた行動が
求められますが、過去への固執から脱却できない方も多いのも事実です。
 
その場合は、
「もうこの会社ではやってられない!」
という気持ちになり退職に至ります。
 
しかし、過去への固執傾向が強い方はそれが原因で転職したとしても、
新たな職場で不適合を生じさせてしまう恐れがあります。
 
「前職ではこんな仕組みではなかった」
「前はこうして成功したのだから、同じようにやらなければダメだ!」
「新しい事は経験、実績が無い。やっても無駄だ!」
「なんでこんな事が出来ないのか!」
 
など、新たな環境でも過去の事をベースに物事を考える為、「出来る事」
も「出来ない事」と決めつけてしまいます。
 
また、他責傾向が強いため本来は自分自身の能力欠如が問題なのだが、
会社や組織、そして同僚が原因であると判断してしまいます。
 
結果的にいつまでも過去の事に固執していると、状況変化に対応出来なく
なり化石化してしまいます。
化石化とは頭脳も行動も固まり、成果を生み出す能力が欠如している状態です。
 
まずは新たな環境では「郷に入れば郷に従え」が教訓ですが、過去の実績は
新たな環境では通用しない事を肝に銘じ、常に前進する事を心がける姿勢が
成功へと導いてくれるはずです。

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