何となく使っているけど結構重要な単語【キャリア】
2014年05月09日
本日のブログ:鬼退治
今回から採用、育成の中で日常使っている単語だけど、その定義も曖昧で
実体がよく分からない単語について考えてみます。
誰もが一度は使ったことがある、聞いたことがある単語に「キャリア」
という単語があります。
「キャリア」だけでなくイディオム化した。
「キャリアプラン」「キャリアアップ・ダウン」「キャリア形成」等々
キャリアは個々の物語であり、人生、社会との関係、学び、縁を包含した
ものであると考えます。
さらに言えば「活きる」を考えることになります。
いわゆる「キャリア」が使われる多くの場合は、所属先における給与待遇、
身分を根底に敷いた解釈をしています。人生の大半の時間をかける職業
だからこそなのかもしれませんが、意味的にほぼ会社の所属を中心とした
それに類する偏重したキャリアの使い方はいびつに感じるのです。
そもそもキャリアという単語が言葉として意味を持つのであればある
特定の社会内の範囲とそれを取り巻く経営体、組織体の目的の為では
なく、個々の活き方の中で語られるべきであり、それを受け容れる
土壌を作らなければならないと考えます。
これまでは特定の目的の為に出所や根拠を確認せず便利にツール化した
ものにあてはめたものになっているのだと思います。
特に若年層に向けたキャリアから派生した数々の施策はイタイものばかりです。
いわゆる「キャリア」は歴史の浅い言葉でそもそもこの社会には馴染まない
概念なのか、これからの時代に必要且つ重要な単語なのかは実証、検証も
されています。
さらには組織の中で革新的で新しい試みが生まれています。
個々が活きる取組です。
このような組織は無意識的にキャリアなるものを独自に考え、出力しています。
このことは組織内の個が社会を構成する個であることに気づき、イコール
市場と組織の関係性を活かしている為付加価値の高い組織です。
そのような組織に人は集まり組織の価値を高めていきます。
キャリアという単語を通して活き方、社会との関わり、さらには組織に
とっての個とは社会に属する組織の存在価値を考えることが生活・行動様式、
学びが変わる機会となるかもしれません。
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