若者で広がる、工業高校離れ
2014年03月23日
本日のブログ担当:ニカちゃん
内需縮小、海外現地生産拡大などで、日本から工場の数が減っている。
1983年に44.7万カ所あった事業所(工場)数は、2012年
には21.6万事業所と半減しました。
同時に見逃せないのが、本来なら工場を支えるであろう若者の存在です。
それを端的に表すのが工業高校の数です。
工業学科のある高等学校の数は、ピークだった1965年の925校
から、13年には542校と4割以上も減りました。
生徒数も、ピークの62万人から26万人へと、何と6割弱も減。
工業高校にはスポーツの名門が多いがそういった一部の例外を除けば
工業高校の人気は確実に衰えている。
工業高校の授業では、通常「工業技術基礎」「機械工作」「製図」
などを学習する。
旋盤や溶接などの実習を通じ、ものづくりの基本を習得する。
だが最近はITの普及につれて、工業高校の授業科目にも
「情報技術」「電子計測制御」「プログラミング」などメカだけでなく、
エレクトロニクス関連の比率が増えてきた。
授業内容ばかりでない、実際の就職においても、地方の工場勤務を敬遠
するから「生徒のメーカー志望がだんだん減ってきている」
(ある工業高校関係者)就職する会社も「コンビニエンスストアや
カラオケボックスのチェーンなど、およそ工業高校での授業と関係
のないところ」に就職する卒業生も目立つという。
私自身も工業高校出身でタイトルを見たときに衝撃を受けました。
冷静に思い出してみれば母校の工業科の数が減ったり、募集人数が減ったり
とその時は新聞を見て少子化だからかな?としか思っていませんでしたが、
裏にこんな理由もあったのが驚きでした。
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