やっほい、弥生、わらう、山笑う ~歴オタの自学自習~
2014年03月14日
本日のブログ担当:タカラ
やっほーーーーい!
やっと司馬遼太郎『竜馬がゆく』を読了しました。
こんにちは、スギ花粉症歴20年目に突入のタカラです。
本日もスタッフブログにお越しいただきありがとうございます。
花粉症は苦しいし、外に洗濯物も干せませんが、
やはり暖かくなって参りますと心が弾みますね。
本日は春に想いを寄せて徒然なるままに。
今しばらくお付き合いいただけますと幸いです。
・・・・・・・・・・・・・・・
1.弥生(やよい)
言わずと知れた3月のことですね。
弥生の語源は草木の芽吹きを見て
「いや、生(お)い」 と言うところから来ているそうです。
ちょっとキュンとしませんか?
おやおやマァマァ、草木が芽吹いてきたようだねぇ
いやいやマァマァ、生い茂ってくることだよ
何代も前のご先祖様が顔を出したホトケノザやイヌノフグリ、
ナズナやあるいは梅の木、桃の木を眺めながら
そんな会話をしている風景。
そして、それが21世紀の我が家に
カレンダーに書かれた姿で存在しているこの妙。
言葉を覚える際に語源(エピソード)をあわせて覚えると
記憶に定着すると言いますが
それはストーリーが頭の中でよぎり、それに対して
愛着だとか悲しみだとかいたたまれなさだとか
感情が付随するからなのでしょう。
人は物語を紡ぐ生き物であり、感情と縁の切れないものだと、つくづく感じます。
ところで、物語と書いて思い出したのですが、本日の冒頭で
偉大な物語『竜馬がゆく』を読み終えたとご報告いたしました。
「やっほーーーーい!」と、私の達成感と大喜びの様をお伝えいたしましたが
「やっほい」と「弥生」って似ていませんか?
私は、春になったら「やっほい」と言いたくなるから
弥生だと思ってる派です。何の根拠もございませんが(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・
2.山笑う
「やっほい」から派生して思いだしたのが、春の季語『山笑う』。
いい言葉ですよね。
草木が芽吹いて、若い緑に萌えている山。
△くすくす笑いの少女のような山もあるだろうし
▲ガッハッハと豪快に笑う山もあるだろうし
∴しとやかな女性のように喜びの気配だけ漂わせる山もあるでしょう。
それにしても
「笑う」って何でしょうね?
微笑、苦笑、爆笑、嘲笑、含み笑い
英語ならラフ(laugh)やスマイル(smile)
頬の筋肉がひきつったり、ゆるんだり
ヒトに自然と具わっているものなのか
それとも言語のように、習得するものなのか。
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求職者の方と面談をさせていただくとき、表情が豊かな方に魅せられます。
笑顔に限らず、困った顔や真面目な顔でも魅せられます。
広瀬香美『ロマンスの神様』の歌詞に
♪笑顔がステキ 真顔もステキ おもわず見とれてしまうの
というフレーズがありましたが、同じかもしれませんね。
逆にお話をしていても無表情な方や声に抑揚のない方は
ときどき『怖い』と感じます。
何を考えていらっしゃるかわからないからです。
生物は脅威には近付きません。
面接は笑顔で臨む、というのは
「私は御社の脅威(敵)ではございません」のアピールです。
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ところで、前述の自問への自答は
笑うことは、自然に具わっている機能であるが
使わなければ衰えてしまう(退化する)…です。
表情の豊かさは、言いかえれば
顔の筋肉を、どれくらい動かせるか
動かし方のバリエーションは何種類くらいか
外部からの刺激に短時間で応答できるか(レスポンス時間)
つまり、身体能力に裏打ちされています。
スポーツ選手やダンサーの方と同じですね。
普段動かしたりメンテナンスをしていれば
いざというとき動かせる、ということです。
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衰えることや退化は悪いことではありません。
衰えることが悪い場合もあれば
省エネルギー化になる良い場合もあります。
無理に笑う必要はない筈です。
ただ、必要な場面のために、たまに『お手入れ』することを
オススメいたします。
面接のために
落ち込んだ自分を鼓舞するために
「笑えばいいと思うよ。」と言われたときのために
必要な場面が出てきたら取り出せるように
落語を聞きにいったり、友達とお茶をしたり、
ハミガキのついでに鏡に向かって「ニッ」と笑ったり、
そうですね、今の季節なら、山笑う様子を見て
春が来たなぁと微笑んでみるのはどうでしょうか。
ちなみに私はお店に春キャベツや菜の花が並ぶと
ほくそ笑む派です。
お粗末でした。
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