他人との比較ではなく、自分らしさは ~五輪を通じて~

2014年03月06日

本日のブログ担当:たかた

 

2014オリンピックが終わりました。
メダルの数はどうあれ、
日本にとって誠に中身の濃い大会ではなかったでしょうか。
「オリンピックは参加することに意義がある」と言われます。
しかし残念ながらこれまでのオリンピックで
この言葉を実感した経験がありません。
常に、メダルが取れたかどうかが話題の中心でした。
ところが今回の2014オリンピックはこれまでにない、
オリンピックらしいオリンピックであったのではないかと思います。
これは何も浅田真央選手だけのことを言っているのではありません。
今大会唯一の金メダリスト羽生結弦選手の言葉にもある様に
「今回の演技に満足していない」
という気持ちは、単に金メダルを取ったことよりも、
大舞台であるオリンピックに圧倒されて十分な力を発揮できなかった、
その悔しさがにじみ出ているように思います。
一方メダルには届かなかったけれど、
最高のパフォーマンスを発揮できたことへ満足感一杯の選手もいました。

「人よりどうなのか」ではなく「人としてどうなのか」

ということをしみじみ感じさせられたオリンピックでありました。
この後始まるパラリンピックも楽しみにしています。

ページの先頭へ