3.11から3年が経ちました。

2014年03月13日

本日のブログ担当:たかた


3.11大震災から3年が経ちました。

改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

復興の進み具合が芳しくないと言われており、ニュースを見る
たび心が痛みます。

復興が遅れることによって様々な問題が生起することが予想され
ますが、その一つとして若者の勤労意欲の低下が定着してしまう
ことが言われています。

世間には金銭的補助のせいだという人もいますが、少し違うのでは
ないかと思います。

世の中には莫大な資産や不労所得によって働かなくても生活して
いける人は決して少なくなく、そうした人たちでもそれなりに働
いている人の方が多いのではないでしょうか。

働かなくても生活していけるのに働いているのは、働くという行為
が人間にとって根源的な問題だからではないかと思います。

人間は働くことによってはじめて自分自信を保てる動物で、働け
なくなると崩壊する恐れがあると考えます。

したがって、被災者の方々にとって深刻な問題は働きたくても働け
ないところにあるのではないかと思っています。

では単に働く場を提供すればよいかというとそうではなく、上にも
書きましたように、人間にとって働くという行為は奥深いものがあり、
その人の人生と直結しているものなので、どうしても合う合わない
という問題が生じます。
理想は業種・職種において様々な仕事が生まれてくることが重要だと
思います。

阪神大震災の復興が速かったのは、大都市圏であり、多様な業種や
職種が速やかに復活したからではないかと思います。

多様性が重要なのは生態系だけでなく職業においてもいえる事では
ないでしょうか。

何れにしましても、被災地の速やかな復興をこれからも応援して
いきたいと思います。

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