履歴書と職務経歴書 ~書き方の正解は?~
2014年02月10日
本日のブログ担当:たかた
今回は職務経歴書について、私の思うところについてお話ししたいと思います。
このサイトを訪れる方は、皆さん一度は履歴書と職務経歴書をお書きになったことがあると思います。
私が思うに、この履歴書と職務経歴書の大きな違いは、履歴書は形式主義であるのに対して職務経歴書は
形式自由であることだと思っています。
単純に言い換えれば、履歴書は工夫のしようがないけれど(というより工夫すべきものでもない)、
職務経歴書は工夫の余地がたくさんあり、どのように表現するかは当人次第であるということです。
それゆえか、求職者の皆さんからは履歴書の書き方について相談を受けることはほとんどありませんが、
職務経歴書の書き方についてはアドバイスを求められることがあります。
しかし私はこの職務経歴書についてアドバイスを差し上げることはほとんどありません。
その理由は二つあり、一つは、職務経歴書はその人の人格を表す著作物であって、第三者が積極的に
改変を促す行為は控えるべきであるという考えからです。
フォントや文字サイズでさえその人の人格の一部であり、その人の人権に関わる、尊重されるべきもので
あると考えています。
もし積極的に改変を促せば、それはその人に対する人権侵害であり、場合によっては求人企業に対する
背信行為にもなりかねない深刻な問題であると私は思っています。
したがって、「自分だったらこのように書くんだけどなあ・・・」と思うことが多々ありますが、それを申し上げる
ことは、まずありません。
二つ目の理由は、「自分だったらこのように書くんだけどなあ・・・」という「このように」が正解であるとは
限らないからです。
職務経歴書のどのようなところが求人企業の審査官の琴線に触れるかは、実は誰にもわからないのです。
当の審査官ですらわからないはずです。
職務経歴書は正解があらかじめ定まっている試験問題の解答ではないからです。
以上の理由で、職務経歴書はご本人が一番いいと思う書き方が最高であるという、極めて陳腐な結論に
達してしまうのですが、わたしはそれでいいと思っています。
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