組織と人が縁を持つということ(1)
2014年02月04日
本日のブログ:鬼退治
今回は組織と人が縁を持つきっかけから考えてみます。
そもそも企業組織が組織足りうるには関係性を持つ複数以上の人同士が共通テーマを
外部に向けて働きかけることであり、そこに組織の物語が誕生します。
そして同時に難問が生まれます。他者という存在です。これこそが
採用という問題です。
可能性としての他者はより組織が強固になり社会にコミットさせる存在か
関係性を解いてしまう存在か。拡散か分散、消失の影響を及ぼす存在でもあります。
このことからどのように他者とメンバーシップを持つかは重要な問題なのです。
さらに組織にとって共通でありながら固有の問題です。
現象面からするとこの共通性を推し進めてきたのが今の課題となっているように
感じます。しかも、固有性を援用しつつ共通性を前面に出している為中途半端な
形になっているようです。
市場から限られた資源の中でわずかなメンバーシップを持てるであろう存在を
迎いいれることに効率性は必要と思えますが、固有性にも焦点をあててもよいのだと
思います。制度化された仕組みの中での固有性が特殊性に成り代わってしまう
怖さがあることも事実ですが組織の固有性を基点として組織の物語で使われる言語、
主張、スタイルに気づくことから本来始まるのではないでしょうか。
ここから既存のメンバーが人を迎い入れるこの環境、使っている言葉、立ち振る舞い
態度、何をすべきで何をしないのか、今のメンバー間の関係性はこれでよいのか・・・・
洗練されていく過程があると考えます。
そしてどのような人と時間と空間を共有し、その環境をどのように創っていくのか。
どのように迎い入れる点を考えるのか。を組織で思考することで採用という課題を
縁と捉えることが出来るのだと思います。
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