採用手法って?
2014年01月07日
中途採用ってどうするの?
こんにちは。
前回に引き続き中途採用を成功させる為の一助になればと、今回も私どもの考え方を記していきます。
いくつか選択肢を上げましたが、それぞれ特徴があります。
●ハローワークに求人票を掲載する。
一番のメリットは、費用がかからない!タダです。
非常に気軽に求人票を掲載することが出来ます。
記載方法も、職員の方に聞けば教えていただけます。
ただし、フォーマットが決まっており文字数制限があり、経営者(企業)の考えが伝えきれる内容になりません。
仕事内容、終業時間、給与条件、特筆事項、備考だけでは本質的に伝えたい内容が伝わらないのではないでしょうか?
逆に伝えきれたとすれば、一考した方が良いと思います。もう少しスパイスが必要なのでは。
意外に自社のことを理解してもらうには、一朝一夕にはいかないからです。知名度のない中小企業であれば尚更です。
ハローワークの求人票も以前に比べて、ここ最近では工夫も施されてきましたし解かり易くなってきました。
インターネットに公開することで、自社の知名度が少なからず上がります。
求人票記載方法;下記参照
https://www.hellowork.go.jp/dbps_data/_material_/localhost/doc/ex_kyuujin01.pdf
●折り込み広告を掲載する。
●求人誌等の媒体広告を掲載する。
メリットとしては、安価で媒体閲覧者(大衆)に求人を行っていることをピーアルすることが出来る。
先行投資(広告代金を支払う)を行って、潜在的に眠っている求職者の方の目に触れることで、応募動機を煽りエントリーが来るのを待ちます。
しかし、この方法は実は広告の販売会社さんによってアドバイスはいただけるものの、掲載できる情報は実はハローワーク求人よりも少ないのが実情ではないでしょうか?
他社を含むめて、多くの求人票に埋もれてしまうかもしれないハローワーク求人よりも、広告掲載により緊急性を感じてもらうことは出来ても、優秀な人財を採用するための情報掲載が欠落してしまっては、求めている人材の対象がぼやけてしまうことになります。
職種や就業条件のみで、自社の事業概要や特徴などを掲載するには、枠が小さすぎます。
中途採用≠即戦力採用であれば、有効な採用手段だと思います。
●紹介エージェントを利用する。
メリットは、エージェントに依頼して採用できるまで費用がかかることはない。
まずは、自社の社内情報をインタビューされます。
事業概要、自社の特徴や理念、風土、業界や企業の将来像(将来性)、職務内容や職務の魅力、求めるスキル、求める人物像、必要資格など、場合によっては採用するに至った背景や採用人財への期待と言った内容もヒアリングされる事でしょう。
しかし、文字で見ると簡単なこの項目を言語化できる経営者(企業)はどれだけいるでしょうか?実は意外に少ないのが実態です。
また経営者は言語化できていても、実際に採用業務を担当する人事の方が経営者の想いを反映できているでしょうか?
本当に採用したいい人財はどのような人財なのか?を棚卸して、考えてみると結構難しいものです。
ただし、上記項目をしっかり言語化し相手に伝えることが出来れば、社内への意思表示も同時にできますし、対外的にも自社の強みを改めてピーアルすることに繋がります。
当然、ハローワークを利用する場合や、求人広告を掲載する場合などにも役立つ言語的な武器を持つことが出来ます。
採用が決まって人材が入社されるまではアドバイザー(コンサルタント)をタダで利用できるのですから、遠慮なく利用しても良いと思います。
●ハンティング会社を利用する。
上記4項目を駆使して尚、ピンポイントで例えばバックオフィス部門を取り纏められる部長職もしくは役員など、その業界で名を馳せているような実績の持ち主をその名のとおりハンティングを依頼することが出来ます。
ハンティング対象者が、現職で活躍している方が多いため、現職企業に迷惑をかけたりですとか、依頼する場合に着手金も発生しますしハンティング会社もそれなりのリスクを負うので、成功報酬も高額になります。
それこそ狙った獲物を絞りきれなけば、なかなか踏み込むのことに躊躇してしまう依頼です。
しかし、ピンポイントでターゲット人財が採用できるかもしれないというのは最大の魅力ですよね。
貴社においては、採用する人財をどのような方を採るのか絞りきれているでしょうか?
経営者の中だけ、人事部のセクション内だけの考えになっていませんか?
しっかりと意思表示をしてください。優秀な人財は意思表示をしている企業にしか応募しませんし、応募してきていただいた人材を選考するのは、組織側なのですから。
採用すべき人材像を組織内で共有できるくらい言語化(表現)して共通認識できていると想像するだけでも、素晴らしい組織ですね。
きっと新たに入社される方も、新たな環境にも入り込み易く自分自身をさらけ出して良い組織であると認識できたうえで活躍できることでしょう。
組織の発展継続の為に「活かす」活動を一緒に歩むことが出来れば幸いです。
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