~歴オタの自学自習~ 【番外編】気づくとは
2013年09月06日
本日のブログ担当:タカラ(歴オタ修行中)
弊社スタッフブログへのご訪問、ありがとうございます。
今しばらくお付き合いいただけますと嬉しうございます。
いつもは歴史にひっかけて記事を書いている
私タカラですが、
本日は歴史を少し離れて書かせていただきます。
――――――――――――――――――
“春はあけぼの やうやう白くなりゆく山ぎは・・・”の
『枕草子』 by 清少納言
「冬」の部分は “冬はつとめて(早朝)・・・”で
始まります。
高校生のとき、
何で寒い冬の早朝が好きなのかしら? と
不思議で不思議で仕方がありませんでした。
だって、私ならぽかぽか暖かい昼間の方が
いいと思うからです。
数年経ってのち、ふと、
平安時代は灯りが貴重だったから
暗くて寒い夜が明けるのが
それはそれは嬉しかったのかもしれない、と
気づきました。
弊社ホームページのトップに「きづき」という言葉がございます。
それで、私も「気づき」とは何だろう?と
折に触れて考えます。
冬はつとめて・・・に気づいたとき、
私は清少納言が本当に考えたことが
判ったわけではありません。
ただ、自分の考えや常識と違うのかもしれないと
少しだけ、清少納言に歩み寄りました。
(それでも、才女の清少納言さんは
遠い遠いところにおいでですが。)
組織、業務の改善やビジネスの種など
「気づき」「ひらめき」が
重要になることがあります。
気づくことは難しい技術であったり
天から偶然降ってくるものように感じますが、
ちょっとだけ歩み寄ること
判る(という凄いこと)より少しだけ簡単かもしれない
と考えれば、自分でできることの一つなのかもしれません。
ところで、私事になりますが、
私の苗字はとても変わっており
初めてお会いする方に読まれたためしがありません。
今までの人生でたった一人です、読んでくださった方は。
それは、高校の国語(古典)の先生でした。
当時は「さすが国語の先生だなぁ」と感心しただけでしたが、
10年以上経ってからある事に気がつきました。
その先生もとても珍しい苗字だということに。
きっと、ご自分も読んでもらえなくて苦労されたんだろうな、
だからもしかして出席簿などで
授業の前に確認してくださったのかもしれない、と。
私の気づき修行はまだまだ先が長いようです。
最新の記事
-
2015年07月14日
-
2015年07月13日
-
2015年07月10日
-
2015年07月09日
-
2015年07月08日
月別アーカイブ
- 2015年7月(10)
- 2015年6月(23)
- 2015年5月(18)
- 2015年4月(21)
- 2015年3月(22)
- 2015年2月(19)
- 2015年1月(19)
- 2014年12月(19)
- 2014年11月(19)
- 2014年10月(22)
- 2014年9月(20)
- 2014年8月(16)
- 2014年7月(23)
- 2014年6月(21)
- 2014年5月(20)
- 2014年4月(18)
- 2014年3月(30)
- 2014年2月(27)
- 2014年1月(19)
- 2013年12月(10)
- 2013年11月(18)
- 2013年10月(20)
- 2013年9月(17)
- 2013年8月(9)
- 2013年5月(1)
- 2013年4月(16)
- 2012年10月(7)
- 2012年9月(3)
- 2011年12月(6)
- 2011年11月(9)
- 2011年10月(2)