PDCAを『待ちぼうけ』より教わる ~歴オタの自学自習~

2013年09月05日

本日のブログ担当:タカラ(歴オタ道の入り口なう)

弊社スタッフブログへのご訪問、ありがとうございます。

本日の担当は歴史オタク(歴オタ)の私タカラが担当させていただきます。

よろしくお願いいたします。

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♪待ちぼうけ 待ちぼうけ

 ある日せっせと野良仕事~♪

 

のどかな出だしの童謡『待ちぼうけ』

音楽の授業で歌った覚えがあります。

幼心に「ころりころげたウサギがかわいそう」と思いました。

  あの頃は私もいい子だったなぁ・・・(遠い目)

「偶然ラッキーが迷い込んだだけなのに

 次を期待せずに、仕事しようね」という内容ですね。

耳に痛い☆

 

ところでこの歌は中国の古典が元になっています

韓非(かんぴ)という思想家が

三国志をさかのぼること約400~500年前、

 昔の統治方法をそのまま用いるのではなく

 時代に合わせて変えるべきだ

という文脈で使った

「守株待兔(しゅしゅたいと)」という言葉に由来します。

 

統治方法や政治を変えるとなると

「革命」「改革」と言った

大きな変化を想像しませんか。

 

しかし、 「革命」「改革」に至った理由は

お役人さんや市民が今までの方法では

気持ちよく生活できなくなったから、です。

  いつも通り生きていたつもりなのに、

   いつの間にか生活し辛くなってきて、

当時は市民が政治に参加できなかったから

 「革命」「改革」するしかなかったのです。

 

裏を返せば、今までのやり方でがんばってる人がいた、ということ。

「革命」も「改革」も何もないところからは生まれませんでした。

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翻って現代。

政治や大企業の組織改革のニュースから

身近なところでは職場の業務マニュアル改定まで

変化を必要としない場所はありません。

 

業務改善によく使われるPDCAサイクル、

まずは、

 「今のマニュアル・やり方を自分が実行できているか」をチェック。

もし、今のマニュアル通りにやっているのに

仕事がはかどらなければ、

 「今のマニュアルをどう変えていくか」チェック。

 

ダーウィンも『種の起源』でこう言っているそうです。

  “最も強い者が生き残るのではなく、

   最も賢い者が生き延びるでもない。

   唯一生き残るのは、変化できる者である”

 

変化は大きなものである必要はありません。

PDCAサイクルはいつもの業務で使っていきましょう。

 

私も変化を“待ちぼうけ”せず、日々探してみようと思います。

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