【才能】と【スキル】

2013年08月12日

本日のブログ担当:タカラ

 

暑い中弊社スタッフブログにお越しいただきありがとうございます。

本日も今少しお付き合いいただければと存じます。

 

  【才能】と【スキル】

 

よく耳にする言葉ですね。

 

就職活動をされる方は「自分の持っている才能・スキルは何だろう?」と考え、

人事の方は適材適所を考慮して全員が活躍できるポジションへ着けるようにと

日々頭をひねってらっしゃることと拝察いたします。

 

才能とスキルを各々が発揮し、組織の中で適材適所が実現されれば、

 従業員側は活躍できてハッピー。

 企業(組織)側も仕事がスムーズに回り、効率よく成果を挙げられてハッピー。

ものすごく単純化した図式ですが、これがまさにwin-winの状態ではないでしょうか。

 

 

ところで。

 

才能もスキルも、必要とされる場面に出くわさなければ表に顕れません。

では、その場面を自分で選ぶことはできるのでしょうか?

 

私は、才能の場は選べず、スキルの場は選べる、と思います。

 

 偶然、何かをする必要が生じて、やってみたら意外と上手くできた。それが才能。

 そう考えると才能とは秘宝のようなものですね。人材を「人財」と書くのも頷けます。

 

 一方、スキルの意味は「技術、腕前」です。

 技術も腕前も、どちらも時間をかけて習得するものですよね。

 「下手だけどお裁縫ができる」というように才能とは関係なく習得もできます。

 

【才能】は偶然見つけるもの、発揮する場を選べないもの。

【スキル】は才能に関係なく時間をかけて習得するもの、発揮する場を選べるもの。

 

この中間に【自覚していないスキル】があります。

本人はすごいと思っていないのに、傍から見るとすごい!と思わせる人。

会話術、パソコンスキル、料理…必ず一人はお近くにいる筈です。

 

 

話がわき道にそれますが、就職活動では数をこなすことも必要と言われます。

とにかく企業に出会いにいく、とにかくエントリーする。

するとビビビッと来る採用担当に出会えることがある、

採用担当の方が見つけてくれる、とも聞きました。

 

就職活動において、スキルや資格、経験は大きな武器になります。

一方で武器とも思っていなかったことが決め手になることもあります。

 

就職活動は休んでもOKだけれど止めてはいけない、続けることが肝要です。

武器を磨き続けること、人や場所・企業への出会いを止めないこと。

 

 自分の中にまだ使っていない武器はありませんか?

 周りの「あなたすごいね!」を聞き過ごしていませんか?

 

企業と、あなたの知らないあなたの武器に出会いにいきましょう。

何事も続けることは困難が伴いますが、どうぞがんばってください

ページの先頭へ