就活開始時期・・・
2013年05月01日
先日2015年卒の大学生から就活開始時期が4月からになるというニュースを見ました。
その理由として学生の学力低下が一番の原因と言われています。
ちなみに海外では就活が学業の妨げにならないように卒業後から就活を始める国も多いみたいです。
では学生の就活時期が遅くなった事で、企業にはどのような影響が出てくるのでしょうか。
一番大きな問題は、学生を選考する期間が単純に考えても4カ月も短くなってしまうということです。
しかも例年のデータから学生が就活を始めた段階では圧倒的に大手企業志向が強いということから、
更に中小企業では人材の確保が難しくなるという懸念があります。
また就活生に向けての広報の開始時期も遅くなりましたので、
企業の人事・広報担当者は頭を抱えているはずです。
今まで通りのやり方では対応しきれず他社と比べ出遅れてしまうことも考えられますので、
採用計画の見直しや優秀な学生との早期コンタクト開始(コミュニティ形成)などが重要になってきます。
例えばユニクロのような大学1年生からアルバイト段階の内に内定を出すといった
採用制度の改革を行う企業も増えてくるでしょう。
特に中小企業では思い切った採用方法や他社にはできない採用方法が必要になるはずです。
一工夫した採用方法が色々出てきそうですのでそれはそれで楽しみですが・・・
ちなみに過去に色々な企業で変わった採用方法がありましたので、
一部書かせていただきます。
・面接で突然5分間トーク。
突然のことなので応募者は戸惑います。その中でどういった対応をするかで、臨機応変さを見る。
・登山合宿採用。
短時間の選考会では発見できないコミュニケーション力やリーダーシップ、
問題解決力、協調性など、業務に必要な特性を、集団行動を通して見る。
・投票制度採用。
グループワークをいくつか行った後に人事担当者ではなく、
応募者同士がその企業にふさわしい人に投票をし、1名採用者を決定する。
・重い課題採用。
今まで頑張ってきた事等ではなく、
「この企業を2倍成長させる方法」「誰よりもモノを売る方法」を考えるという重い課題を出す。
5000名のエントリーのうち課題提出者はわずか40名ほど。
重い課題を出し、能力というよりかは志望の熱意ややる気を見る。
まだまだ他にもたくさんありましたのでまたの機会にご紹介させていただきます。
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