就職のミスマッチ要因

2013年04月03日

 

ある新聞記事に就職内定率について、こんなことが書いてありました。

 

地方の、ある国立大学には卒業を控える大学4年生は千人以上いますが、

内定率は7割を超えた程度らしいです。

しかしその学校には学生一人に対して平均5社程度の求人数が、企業からあるそうです。

それでも内定が取れない要因として、

企業と学生の間に職種、勤務地、待遇の面で、ミスマッチがあるからです。

また中小企業の経営者の声として

「中小企業では求人を出しても大学生が来てくれない。

しかも採用しても直ぐに辞めてしまう人も多い。」と、書かれていました。

 

では何故ミスマッチが起きてしまうのでしょうか。。。

私が思うには一番大きな要因は、

現在の学生の就職活動がネットで始まり、ネットで終わっているからだと思います。

就職サイト上の情報やネットだけの情報だと、どうしても大手企業に目がいってしまいます。

この不況の中で新卒採用にお金を多くかけられる中小企業はそんなに多くないはずです。

なので、上の記事のような経営者の声がでてきているのでしょう。

 

中小企業にも魅力はたくさんあります。

規模にもよりますが、社長・役員との距離が近く、

一従業員のアイディアを採用してくれる中小企業もたくさんあります。

そういう意味では責任感のある仕事ができるし、

遣り甲斐・達成感という点では大手企業にも勝っているのではないでしょうか。

学生の方で、就職にお困りの方は一度、中小企業にも目を向けてみてはいかがでしょうか?

きっと素敵な企業に巡り会えるはずです!!!

もちろん、その会社を知る努力(ネットの情報だけでは無く)や、

働きたい!という熱意が無ければ自分とマッチした企業と巡り合うことは難しいですが・・・。

ページの先頭へ