産業カウンセラー
2011年12月06日
ニックネーム:営業マン
こんにちは!
今日は先日、自分自身にとっても本当に考えさせられることがありました。
ある産業カウンセラーT氏とのお話の一部をご紹介させて頂きます。
T氏とは六年ほど前に、当時私の勤めている会社に営業マンとして訪問に来られたのを
きっかけに知り合うことになりました。
その頃の話になりますが、知り合った間無しのお互い休の日の事でした。
忘れもしない 12/24!
信じられないところで偶然バッタリ出くわしたのをきっかけにいっきに親しくなり
今でもその時の出来事はふたりの笑い話になっています。
話を元にもどしまして
先日そのT氏に若者(22歳前後)の就活・就職困難者についての話を聴くことができました。
T氏の肩書きは若年者の就職支援、軽度の段階でのうつ病支援を行っているカウンセラーです。
T氏が言うには、就職活動を行っている若者が就労に至らない原因の一部に精神的な問題を抱えているケースがあると指摘していました。
精神的問題といっても一口にまとめられるものではない・・・という前置きはあったのですが
最近の若者をとりまく環境にも触れられていました。いわいる一人っ子という兄弟を持たない
若者も多く、親、先生はもちろん友達にも自分の不安や悩みを打ち明けたことがなく
打ち明けるまではいかなくとも気軽に話すといった経験がないという若者がどれだけ多いものか
驚かされるというのです。
表面的な会話はできるが、自分の不安な感情を相手に伝えられたという感覚や、受け止めてもらえたという感覚が極めて少なく、世間の波に揉まれる以前に、他人との付き合い方でストップしてしまい就職活動どころではないという若者も少なくないといいます。
決して学業や就活を疎かにして就労できないという単純な理由ではないのです。
私自身、企業様への採用支援・求職者へのお仕事紹介に携わっていますので
若者と触れ合う機会も少なからずあります。
そんな時はいつも「背中を押してあげる」というキーワードを基本に接していたのですが、
今回「背中を押す前に、聴くことがあるのでは・・・」と強く感じ始めています。
ではまた!
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