危機管理体制について

2014年09月18日

本日の担当:たかた
 
「通信教育大手のベネッセコーポレーションの顧客情報が大量流出した
問題で、親会社のベネッセホールディングス(HD)は、対象の顧客に
500円相当の金券を送ることにした。」
との記事がYahooニュースに出ていました。
 
過去の判例に基づいた措置だそうで、
個人情報が流出した登録者にとって500円という金額が妥当かどうかは
別にして、やはり企業側としてはこれでも精いっぱいなのでしょう。
 
何しろ経費を含めて総額260億円とのことですので、大変な損失です。
 
今日のIT技術は非常に発達しており外部からの攻撃には強力に効力を
発揮しますが、内部の者による犯行には相変わらず脆弱であるようです。
 
これは以前起きた冷凍食品工場での農薬混入事件でも同じことが言えます。
 
これらの事件によって多くのまじめに働いている非正規社員の方々も
大変迷惑を被ったのはではないかと思います。
 
こうした事件の影響は広い範囲に及ぶことが多く、企業側では発生した
場合の危機管理体制だけでなく、絶対に起こさないという姿勢が求められて
いるように思います。
 

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