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就活の役に立たぬ本などないのです! 始皇帝の側近は優れた商人? ~宮城谷昌光『奇貨居くべし』~

2014年09月22日

本日の担当:タカラ

 

本日も弊社スタッフブログにお越しいただきありがとうございます。

私タカラ担当回は、就活に直接、あるいは間接的に役立つ!と思った本を

ご紹介させていただければと存じます。

 

さて、以下本題。

__________

本日は、中国の歴史小説の名手、宮城谷昌光さんの著作より。

 

奇貨居くべし.jpg

 

 

 

宮城谷昌光 『奇貨居くべし』- 中央公論新社

http://www.chuko.co.jp/bunko/2002/02/203973.html

 

呂不韋(りょふい)という人が主人公。

のちに始皇帝の重臣となるも、始皇帝から死を賜ることになった人です。

一説には、始皇帝の本当の父とも言われているとか。

始皇帝をとりあげた漫画や小説でも名前を見かけます。

 

この呂不韋、商人(当時の言葉だと 賈人: こじん)です。

家柄の力を借りずに高位に達しました。

 

宮城谷さんの書く主人公たちは、大抵爽やかでかっこよいのですが

私が特に惹かれるのは、「商人出身」です。

太公望しかり、『孟嘗君』の白圭しかり。

 

彼らには共通して「信用を積み重ねる事が蓄財につながる」という認識があります。

そういえばかの有名な『7つの習慣』にも「信頼残高」という言葉があったような。

人生をより良く生きる術はいつの時代でも、どこの国でも同じなのかもしれません。

※「信用」と「信頼」は少し違うものですが、

  商人が顧客に対して使うなら「信用」の方がしっくりきますね。

 

うまく行かない時、不利な条件で戦わなくてはいけない時、

拗ねたり腐ったりする前に、呂不韋のことを思い出して下さい。

最期まで自分のスタンスを貫き続け、善く生きようとした彼に

学ぶところは多い筈です。

 

 

※『奇貨居くべし』は、全5巻です。

 各巻の名前: ①春風篇 ②火雲篇 ③黄河篇 ④飛翔編 ⑤天命篇

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