価値観の迷宮からの脱出

2014年03月07日

本日のブログ担当：珈琲

仕事に対する価値観は人それぞれ異なるが、大概その土台となるものは
社会人デビューした企業での経験が元になることが多い。

似たような企業はあるにしろ、企業文化が全く同質の企業は存在しない。
そのため仕事に対する価値観も千差万別になる。

昨今はホワイト、ブラック、グレーと企業を選別する事が多いが、
何を基準に、誰を基準に区分けするのかは曖昧である。

その曖昧な要因の一つは各人の仕事に対する価値観の違いが原因と考えられる。

仕事に何を求め、何の価値を見出すのか？
会社に何を求め、何の価値を見出すのか？

その答えは本人しか分からない。

しかし、時には仕事の価値観が可笑しな方向へ向かう事がある。

それは「自分の価値観と目の前の仕事が合わない」と感じる事である。
この時、自己修正が出来る場合は現職に留まるが、修正が効かない場合は
転職する事になる。

その際の転職理由は、目の前にある価値観の違いが最たる理由となる。

この時点で注意しなければならないことは、目の前にある癌を取り除くこと
ばかりに集中してしまい、自分自身の将来の方向性を見失う事である。
冷静に考えてみると重々理解していることではあるが、いざ転職活動を始めると
複雑な迷宮に迷い込んでしまい、出口の光が見えなくなる場合がある。

我々転職コンサルタントの仕事は相談者の本心を探り、価値観を見出し、
正しい方向性に舵を取るとこを手助けする事である。

一人で決断を下すことは大きな負担を背負う事になります。
複雑な迷宮に飛び込む前に、経験豊富なコンサルタントに相談して下さい。